昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-07-27から1日間の記事一覧

ミメシス

狂騒にとろける言葉が他者を介して入り込んでくる。彼女たちのジレンマに反復するものが帰巣する瞬間にリロードされる思いは、過去の遠くで反響し、どこか違う入り組んだ場所で遅配を繰り返し、理想をうながすほどに、しあわせとは懸け離れていくだけにいた…

収める

道化のように生き、 生きがいなどを謳わずに、 怠惰なままに、 大概に果てる理由や、 朽ち果てるだけの理想などは 必要とせずに、 途端に生まれたものを、 そのままに愛するような 寛大さだけが、 自らを定める。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 迷わずに判断し、駆け巡る意識は、何事にも囚われずに、ただ、ひたすらに走り抜く、まる

同化

地殻を動かすようなひらめきをたどり、網膜に退く運命を測るような出来事が散漫に消費していく過程や、今を邪推し、蜃気楼をたどるような朦朧とした意識に貧していく要因を取り除くような展開を生み、ほそぼそと補足し続ける先に転じて行く思いが限界を生み…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 井蛙な者であるわたしは、わたしがなんであるかしかわからずに、認識すればするほどに、この世界からの乖離をよろこび、徒に消費されるだけの関係に入り込まず、簡単に処理されるための日々の退屈を埋めるための日々などは、退屈…