昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-07-31から1日間の記事一覧

軋轢

記憶の旋律に運ばれる感情は、誰かを介した理由に感化され、仄かなものに注がれる情熱をたしなめ、退廃的な互換を執り行うだけの恋愛的なゲームや、構造的な気配にいざなわれ、自らの意志を直線に引き、悲観することすら、ここでは、わずらわしいものであり…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 やましい者が虐げ、従えるだけの意味などに拘束されるだけの君は、抑圧されるほどに興奮し、幸福などを持ち出し、自らをなぐさめるための祈りを続けるほどに、むしばまれる空しさに奪われる日々は、誰かに利用されるだけにいたる…

鋸歯

とがめるものは何もなく、ここで空虚な思いをたずさえても、ここで引き伸ばされる思いが交互し、主観性を奪いながら、互いを縛り付けるだけの契約に巻き込まれ、創造性をそこない、行いの中でしか、正しさを引き出せずに、ただ存在するだけで良しとされるよ…

過ち

与えられたよろこびなどは、 そこで得られるもののためだけに ためらわずに理由を突きつけ、 よろこぶべきだ、と 脅すようなものであり、 そこでよろこぶべきは、 ただ短絡的に生きると言い放つよりも、 そこで何かを感じ、 創造的に昇華できることだけが、 …

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はびこる会話には、何かアイロニカルなものが混じり、そこでビターなものを含ませ、世界自体を不味くさせ、不確かな何かが背負わす義務から、そこでの抑圧に加工され、自らを苦しめるための答えなどを捏造し、そこでの欠如を謳う…