昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-08-01から1日間の記事一覧

帰路

人相もわからぬような世界に広がる余韻が、因果などをたずさえ、遮られる所以が、運命を背負い込み、混濁する意識が形跡を与え、絶えず苦しみをうながし、短絡的なものを創造し、想定されるものが悶絶し、困難を与えるだけにいたらせるような軌跡をたどるだ…

否定

全部を否定すべき 夜に飛翔を繰り返す 意識的な汚穢から、 終わりすら見えないから、 この先々で対立を繰り返しても尚、 何かを愛するべきだ、と うながすようなおざなりなものなどに 左右されずに、 自らの実直である限りに、 何かに偏ることなく、 そこに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこでの罪の意識などは、どこでの過ちなのか、と問うても、厭わしいものだけが、そこでからまり、過ちを加工しながら、自らの誤りを正す以前に、誰かが用いた正しさに引き入れられ、そこで罪の意識を抱え込まされているだけに満…

軋轢

記憶の旋律に運ばれる感情は、誰かを介した理由に感化され、仄かなものに注がれる情熱をたしなめ、退廃的な互換を執り行うだけの恋愛的なゲームや、構造的な気配にいざなわれ、自らの意志を直線に引き、悲観することすら、ここでは、わずらわしいものであり…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ここでへりくだる者が理想などを謳いながら、誰かに対する誤りなどを用い攻撃を続けるような短絡的な闘争から、定義などを持ち出し、自らこそが正しいのだ、とヒロイズムに浸るだけの馬鹿者の獣どもが右往左往し、嘯くほどに、補…