昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-08-20から1日間の記事一覧

叙情的な交差

法が打ち出す苦しみよりも、法から抜け出す喜びよりも、法から逸脱し、解放されたい、と願うほどに、法自体に関わるように慈しむような機械的な愛に従事するよりも、より良くなりたい、と祈るばかりの、化け物どもが徘徊する街中で、一律の幸せなどを探すよ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 規制されるべきは、規制しようとする独善的な者の考えのほうであり、そこで法が生まれ、疎外させるためのためらいを生み、あたかも正しいことのように示唆することだけが、正しいのだ、と決めつけるほどに、正しさとはそこなわれ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 優しさとは与えるものでもなく、そこからあふれるものであり、何かを堅持し、誇示するために扱われるような代物でもなく、そこで代償を求め、解消をめざすだけの独善的な手法を使い、自らを正しい者のように崇めるべきだ、とうな…

となえる

出現する思いが、 動機を隔離し、 かいがいしく むさぼる思いが 撹拌され、 達観する意思が、 陰惨なものをかかえ、 ままならぬものを、 あたかも正しいもののように となえる。

開く

革新的な鳥どもが羽化する。飛び立つその速度は、捉えられずに、立証されるだけの風景などを千切り、短絡的な誤解を含んだ言葉の綾をさえぎり、終末をしのぎながら、長らくに沈殿する歴史や、知識もない愚弄な若者と否定する連中をしりぞけ、背反し続ける思…