昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-08-30から1日間の記事一覧

世界が用いる枷

利便性を用いるほどに不自由な身体を重ねるだけの愛から、定めるべき今すら見出せずに、さまよう意識的な諦観から、提要された部分から分裂していく意識は、裁かれるための罪を用い、今に一途になれずに、途端に現れる空疎なものを崇めるだけの理想が、ここ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 空白を埋めるようにくたびれた身体を引きずりながらも、絶えず交信し続ける辺りから、ちらほらとちやほやされるほどに、血が流れるのだ、と惰性に砕ける伴侶どもは、伴侶らしくするほどに、いじらしいものに変わり、ただ関係を締…

飛び交う意志

羽化した意識が、冷めた彼女たちの言動を眺めている。傍観者として、背くだけの物事に反照することごとくが、連綿と引き伸ばされ、飛翔し続ける意識は、端的なアイロニーを疎外させ、退廃的な機能を孕んだ、ランダムな記号を打ち出すだけの退嬰的な考えから…

齟齬

屈折した脳内で解析されるだけの 退廃的な正常を用い、 率いる優劣から、 卑近なもので改造されるだけの道理や、 理屈を用い、 巧緻な者だけが、 出来合のものを押し並べ、 あたかも正しい者のように扱われるだけの 世界などは、 世界としての機能を果たせず…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 私は中指で書き狂い、情念などを吐き捨てながら、機械的な明日や、そこでヒステリックにうながされるうるさいだけのケダモノが容易するような詭弁などに傾ける耳を持たぬから、自由など求めずとも、その場で即座に嬉嬉として飛び…