昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-08-31から1日間の記事一覧

ビターな記憶

浪費され続ける身体は、自らのサイクルを汚し、他者を介し、何かを共有するほどに分裂し、分離し続ける先にシステマチックなものが一貫した主体を形成すべきだ、と似たようなものを愛するべきだ、と騙すように木霊し、思想を気だるいものに変え、そこにおと…

受信

疲れとは意志をそこなわせ、 自らの質を落とすのだ、と 宗教的なものや、 啓発的なものが求めるのは、 ただ短絡的な快楽であり、 そこで起源を用いずに、 金銭に換えるための儀式や、 犠牲を生み出すために、 何かを騙し、 私腹を肥やす。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこで保たれる理想などは、理性を用いずに、そこで用いられる知性などは、考えるに至らずにいぶかる先にいびつなものを生み出し、そこで奪い合うだけの理想などは、規制を用い、何かを抑圧することだけを続けるための理性こそが…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 正攻法なものなどなく、角度を変えて見れば、どれも正義を語るばかりで、本質的な解決には至らずに、権利を求め、権利を奪うばかりで、何が正しいかを見比べるばかりで、どれも正しいように仕向けるほどに、どれも正しくないよう…

世界が用いる枷

利便性を用いるほどに不自由な身体を重ねるだけの愛から、定めるべき今すら見出せずに、さまよう意識的な諦観から、提要された部分から分裂していく意識は、裁かれるための罪を用い、今に一途になれずに、途端に現れる空疎なものを崇めるだけの理想が、ここ…