昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-09-09から1日間の記事一覧

喜悦

信じるものも持たぬようになった純粋な地を、無垢なままで歩き、無知なことを、恥じぬような気ままさで描き続ける綺麗なものすら用いぬような者になろうともしない、壮麗さが、今を包み込み、確かな気配だけが、自らを追い抜いていく。隅々に染み渡る影は、…

軽薄な秋

気軽に何かを踏みつけ、こなごなにするような悪意が迫る。何かを壊すことにより、不愉快さを昇華させるような断続的な悪意から、蔑むだけの帰路に打ち出される真実などをごまかすだけの完全性を謳う鬱々とした真実どもが、事実をうやむやにしながら、自らの…

超越

何度も立ち上がる美しさをながめ、 茫洋とした秋の空に 規則的なものすら見つからず、 ただあてもなく 飛び交う意思的なものを表現する 鳥たちのフリーダムな 鳴き声だけが反響する静寂から あふれる意志だけが、 進めとうながす。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 日常から乖離し、理解を得るよりも、そこで映じられるものや、演技を続けるほどにシステム的な愛に見捨てられ、そこで見据えるものすら未来を邪魔なもののように扱い、今さえ良ければと謳うことを否定するよりも、もっと獰猛に、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 法則的なものに孤立し、そこで補足されるものなどは、延々と今をむさぼりながら、浪費され続ける先に最たるものをそこない、喪失感にただれるだけの感情は、誰かの道具として扱われる、まる