昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-09-19から1日間の記事一覧

嘘の祝福

まがい物の街を超えて、暗澹とした支配を重ねるだけの流動的な制限を加えるだけの正義から、犠牲的なものを孕ませるだけの宗教的な偶像がぐるぐると回り、古びたものを今でも大事そうに抱え込んでいるほどに、混濁していく意識は、偏りを示し、懈怠するだけ…

へだたり

悔い改めるべきだ、と 彼女は独善的な カタルシスをうながし、 自由を奪うための 理由を用い、 現実的なものへと跛行し、 あらゆる論理の中に 帰るべきだ、と嘯く。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 つぐなわれるべきものなどはどこにも無くて、誰かが誤っても尚、許さぬ者どもの陰湿なほほえみが空疎なものを形成し、そこで解消される思いなどは、消化不良なままで、何かに行き違い、自らを邪推し、自らを恨み続ける限りに増し…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 幼稚なギミックが打ち出す真実などは、真実に至らずにずっと消費的でじっとすることもできずに、実感も無く、ただ過ぎ去る日々を傍観するためだけに過ぎゆく今を消費する、まる

動きがたくするもの

神を持たぬ間柄から、愛は生まれ、その合間から這い出る意識は、枢要なものを捉えず、疎外感をかかえてもなお、自らに誠実であることを願うだけの短絡的な信用などを謳わずに、ただ、現れるものを愛することで知り得るものだけが、信じることをうながす前に…