昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-09-25から1日間の記事一覧

光速

どこにも行き着かぬように走り去る衝動は、何事にも束縛されずに、自らを加速させる思いと共に姑息な永遠性を放つだけのスタッカートや、関連性を求め、カテゴライズされるものから放たれ、過ぎゆくほどに、ほどける感情は、そこにとどまらずに、自らを加速…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 記憶をまさぐり、また繰り返す言葉を解き放ち、相対する思いや、応じる事柄に介する愛が時折に邂逅する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自由気ままに撹拌し続ける半径に盛り込まれるものが健気に動き回り、物事を確かなものに変え、自らを肯定し続ける、まる

正義をも捨てた後に広がる景色

終わりに近づき、心がチクチク痛むわけでもない、あらゆる刺激を通り越しては、さびれた記憶に鎮座する面影は、単に重たいだけで、今に何ら影響を与えず、ただ、とおりすぎ、消費的な衝動だけが、世界性をかこみ、慢性的な痛みは、悲劇的なものを当て込んで…

錯綜

空疎な日常を爆砕すべきだ、と ペシミストどもが嗚咽し、 安易に示されるものだけが、 この世界を形成し、 すべてを軽視しているのだ、と すねている者どものアイロニーなどに 耳を傾けずに、 ただ、ひたすらに逃げ惑うよろこび。