昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-10-12から1日間の記事一覧

吸収

誠実であるべきことも忘れ、わずらわしさを示唆させるだけのあいまいな言葉に寂れる雰囲気から逸脱し、完全性を求めるほどに、とがめられるだけの値にあてがわれた真実は、誠実を謳うばかりで、ろくでもない代物を愛するべきだ、と異物感をかかえながら、戦…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 轟々とうなる風にまたたき、あらがう先々で、何も気に留めず、おめかしする夕暮れや、悲恋になげく夜のとまどいに、貪婪な人の群れや、報うことで、価値を無碍に変えるだけのからくり、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 快活なままに、愛する所以を引き延ばし、絶えず遊びがあり、猶予を用いるよりも、今にもつれ、気ままにはしゃいでいたい、まる

抵抗

とある日の悠遠に はためく苦悩が、 官僚的な偶像が呼び覚ます 答えなどで起きるはずもなく、 心弾ませるために、 ここでためらわずに 生み出すものだけが、 絶えず保身を砕き、 互いをとがめても尚、 自らの意志だけで進むのだ、と。

狡猾

どうなるかなどは、誰人も予想すらできずに、ただ、過ぎ去り、誘致されるだけの関連から、連動していく愛は、引き離されることだけを目的に、そこでの連動をふかめ、互いを恨むために、互いを壊すのだ、と悲しみに暮れる君の化合物や、その場で酔い痴れる毒…