昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-10-16から1日間の記事一覧

猛る思い

言葉を持たぬ君は、あらゆる論理を呪いながら、能動的に発芽する思いや、結われる症状の彼方で、自動記述的な夢を見て、冷めた現実を射貫くような観念論的な被害者を演じ、連立するだけにゆだねる記憶の奥底で浸透する由縁や、不思議な何かが内面性に断続し…

去る意味

星が熟して 溶けた後に広がる 青とか顔とか、 運命にとろけ、 明日に歯がゆく 消え去る。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 去りゆく思いは経路を持たず、ただ借り物の今にひれ伏すよりも、ただ広がる瞬間を愛で、心音のシンフォニーに嬉々としたものを感じ取る。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 情景に一致せずに不具合を生じるような孤高な者としてシステムに重なるだけの哀れみなどは、何かを無駄に消費するだけのたくらみを枠組の中で配するような消費的な根源にもたらされる苦しみを垂れ流すような精神性を否定し、生死…

無為

すべてが沈む込むの、と筋書き通りの言葉をもらす彼女の論理が逃避し続ける先に寛容なものすら存在しないのだ、とうながす君の要理にひそむ還元されるだけの理由がもらす自由などは、今にそぐうだけにいたらせるようなセオリーから、ダイナミズムはそこなわ…