昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-12-20から1日間の記事一覧

正義を盾にして執り行われる狩り

他者から借りた言葉は、表現を失い、苦痛に悶えている。あらゆる普遍性がコード化し、苛烈なものをささやいては、消費されるだけの身体を緩慢に処理し、簡単に描かれるだけの真実に加勢する者だけを頼りに、何かを信心することで、自らの苦痛を和らげるのだ…

犠牲的な神話を捨てた夜

とろける語源がシンフォニーをたずさえ、心音がコトコトと鳴る静謐にモラルなどを求めることも無く、ただ住みづらくするのは、人間が用いる哀れみであるのだ、と妥当なものや、惰性にみちびかれるだけの浪費的な観念をたずさえた、機械的な者が示す差異から…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 すべては、叶うためにあるのではなく、現れるままに、純粋に作用し、それを、どう影響させるかが、問題である、まる

夕暮れ

泣いたり晴れたり 急ぎしく、 空は真っ赤で うれいしな、と かなでたり、 関わるほどに 愛おしい。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ないがしろにされた思いが去り行き、ここに残るものもわずかで、忘れ去られるだけに至り、わずかなものを追いかけるほどに枯渇する、まる