金は簡単に神をつくるだろう。ひれ伏す君は、神に簡単に近づき、すべてを簡単に奪う。自らを確かなものに変換し、簡単に生み出された神は金に簡単に従属し、自らが神であることを簡単に忘れるだろう。善悪を用いずに、ただ許せるものは、強者といえるが、許…

わたしの、はなしをしよう。 消耗品として荒んだ思いを放つ時折に置いていかれ、倦怠感を格納するミサイルが飛び交い、簡単に処理されるための今日を本尊として崇めるような連中のアニミズムが降り注ぎ、不利なほどに燃えさかるわたしは、わたしがだれである…

わたしの、はなしをしよう。 初初しい思い出を食べるあなたの言葉が刺さり、惨憺たる毎日を蹴飛ばし、さらなる意志で超越していく現在に比率すらなくなり、ないがしろにした瞬間に孕む自堕落な思いを突きぬけ、自らの確かさだけを往復し、すべてを克服する、…

蓄積された思いは、奇跡をたずさえ、散漫な儀式をうながし、生まれた思いに聖地を偽装する。全生命がこの場でなびいて、バビロンを通過し、アニマを貫通するような観点から疎外されるだけのロジカルな先々に対立する理想論的な滑落から、生じる由縁に迫る原…

まるまると太った瞬間だ。 今に循環するものにくるまり、 さげすむだけの連中が 謳う物語などは、 論理など持たず、 何かを否定し、 自らを卑下することだけが、 タナトスに名付けられたものから、 逃げ出す方法だ、と うそぶく。