昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-01-26から1日間の記事一覧

放蕩する四季

主人公の居ない部屋で語り明かされるものが気まぐれに過ぎ去り、幸福論も潰えた後にひろがる世界だけが、唯一の世界だ、と非違が降り注ぐ街に疲憊した心情が拘束されるための労働すらも尊く、完全性を求めるだけのたゆみから、空疎な次元を謳うだけの怠慢な…

溌剌

全体性をつつむ 春を唾棄し、 短絡的な自然性を謳うような 対価にもつれるよりも、 ここで劇的に進化し、 寛容に背く。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 アナクロニズムをかかえた難しい予感にしいたげられるための強弱のリズムから、時間などを捨て、放り込まれた空間に反し、関することもなければ、そこで果たすべき義務すらもなく、ないがしろにされても尚、査定されるだけの価値…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ばったものの街や、とがったままに配する間に愛を配給する君の理想論などが屈折し、数億の思いに裁かれ、数理にもとづくエゴがとめどなく驕るための幼稚な要理にもとづくことなどから離れ、妄想していることを模倣するだけの連中…

ためらい

契約されるだけの関係に接続されるだけの愛などに連動するための結ぼれから放たれ、継続されるだけの意味に段落を生み出し、改ざんされるだけの段階に潜む思いを観測しては、寛容さを損ない、喪失感にゆだねられる思いを継続するだけの理想を超えて、感情論…