昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-02-21から1日間の記事一覧

悲しみも止む街

ここにあらわれるものは何ですか?と愚鈍にカタルシスを求める謎が深まる夜を伝う考えが、緩徐な眠りへといざなわれるべく、晩成になびく幽遠を噛みしめる心因性から、精白な路地に閉じる思いに閉ざされる前に惜別を繰り返す恋人たちは、悲しみに沈む夕暮れ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背くほどに迫る空疎な物事に現れる比率や、貧寒なものが示す尺度や、証明されるほどに、聡明さとはほど遠くなり、差異を生み出し、汲み取る意味も、未来を破棄し、そこにおとずれる恐懼や、凶行などに敷衍していく位置的なまやか…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 葬られた記憶を祭り上げ、感染症でふるえる孤独な者たちを弔いながら、端的な浪費を終えるためだけに守られていくものなどの窮屈さや、退屈を売りさばきながら、謀る思いに裁きを下すだけの空疎な時間を屠る、まる

青春の修正

ヒリヒリする身体、 加速していくカオスの となりで実証される 心理的結末にさえぎられるための 幼稚なプロセスに 織り込まれる瞬間などを こしらえる以前に、 偏執していくための 動機を延々と粛清していく。

どうでもよいことの断続

ほとんどは、どうでもよいことの繰り返しだ、とエモーショナルに放たれた言葉もどこかに遠ざかり、描写にたまるだけの言葉が反響し、ここで著しくむさぼられるだけの魯鈍な身体や、愚鈍に硬直し続ける瞬間に葬られる出来事や、空疎な面影に潜み、自らの空虚…