昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-03-18から1日間の記事一覧

あたためる

彼女が示すアナグラムに支配され、偶然と偶像の間で無情なものが伝い、短絡的な同化を終えた動植物たちは、蔓延る敵意から逃げ出すために、必死に風景と同化することを不幸だ、とも思わずに、ただ流れるままに時との融合を求めるだけの怠惰な人間性に緊縛さ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 原型もたもてずに立ち去り、たもつべき立場も邪魔になり、担う意味も何か足りないままに行き過ぎる、まる

還元

永遠性に帰属し、 ブカブカの論理を脱ぎ捨て、 自らの言葉が 展開するものを信じ抜く。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 離れるべき愛もあれば、そこで豊かになるような愛もあり、その場で混在するものが、果たすべき義務などを課せるよりも、そこから放たれ、惰性にまとまるよりも、とめどなく離れる先々で乖離しても尚、確かな愛を敷衍させる、まる

黒猫たちの弁証法

哲学者の猫が語る無限性や、カタルシスに至るまでの時間との擦れや、そこで更新されるもののほとんどは欲望に支配されているなど、と現を抜かす現実主義的なものを崩壊させるための手続きを施し、秩序を壊すために蔓延る悪意を充填させ、嬲られる思いが至ら…