昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-04-05から1日間の記事一覧

愛と背反

誰もが未熟なままに昇華し、むすばれるままに預けられた身体を消費するための生産性だけが、現実性などを謳い、制度を生み出し、いびつな観念を形成し、そこで対価として現れるものだけを愛するという消費的な愛が退屈だから、私は、依然としてバラバラな身…

春の麻疹

春がけだるい風と、アンニュイな嘔気や、季節的に弾むようなりずむを運び、懐かしい眠気にいざなわれ、コケティッシュな匂いに殺められ、めだつことなく散り行く果てには、モラルすらなく、譲り受けるものもなく、延々に結ばれていく先は、帰路を持たずに、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 迎合されたことばが異臭を放ち、そこで位置するものや、用いられることばの物陰に隠れるものが繰り上げられ、空疎な自分の距離を換算するだけの日々に生まれる間隔などはクソみたいだから、途端に逃げ隠れし、不自由さを謳うより…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 反抗心だけが、ここまでわたしを追いやりながら、応用されるものに反するほどに、そこでの憂いを加工するための価値に反し、関するほどに廃されるべきものばかりだし、打算的に介するほどに監視ばかりがふえ、嫌悪感ばかりが増す…

序説

どういう方法を用いれば、 苦しみを創造へと昇華させ、 用いられた真理を飛び越えるのか? 果たすための義務が率いる 正義などは、 短絡的な悪を呼び覚ます 力にしかならない。