昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-06-02から1日間の記事一覧

孕む明日のぬくもり

とむらわれる思い出。断続する過去は、継続されずに、暗澹として、思考から放たれ、際限もない永遠へと接続され、新たな形式を昇華するために、保たれるような現時点を飛翔しながら、悲愁にただよう浪費されるだけの現在を擦りながら、高揚感を保ち、過去の…

感染

疑惑に濡れた街、 悲劇を拡散する 女の子を尻目に、 黙殺されるほどに ましていく メルヘンな悔悟。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あの子たちがおぼれるものとの対立や、対比されるだけの心身から、心因性が悪魔的なものを搾取しながら、背景に処される悲しみに罰せられ、連続する記憶により気後れし、着脹れした感情は、何かを着込むほどに、機関的なものに関…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 実体すらもつかめぬのが、この顛末をしのぐだけのどぎまぎした自己であるし、あらゆる原理から放たれ、原因すらももとめずに、にげまどう美しさにふれ、不満などをこぼさずに適当に行き交う、まる

飢渇

こころは、何度も渇くものだ、と悶える彼女たちの隙間に余韻が波及され、波打ち際で立ち尽くす論理的な孤独から、疎外感を往復するだけのことばの遙か先に有する価値などは、感覚を麻痺させ、姦悪などを生み出し、意味に束縛させるための苦悩を巻き込んでは…