昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-06-20から1日間の記事一覧

驚異的な滑落

荘厳に眠る彼女は蚕のようだ。さすらう意識がハウリングし、一切を迎撃するメデューサのようでもあるし、サキュバスのように、容易な快楽の余韻だけで、因果を欠乏症に追いやる。よだれを垂らすだけの、文明的な獣でもあるし、あらゆる論理に懇意なだけで、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君の痛みにはなれないし、罪なんて背負う必要もなくて、そこで負った傷を癒すために隠れてやすんで、飛躍するためのあいまいな約束を破って、数多に尽きる思いが、永遠に遭遇し、偶像を打ち破る、まる

愛は足枷にはならない。

自らが選んだものが、 正しくあり続け、 互換されるものの ほとんどが、 補填された途端に、 貧相な価値を称え、 自らこそが、 崇められるべきなのだという 過ちから逃れ、 締め出された思いが、 暗澹とした余韻に浸り、 引きずられる思いが、 悲観的なもの…

さびつく座標

へんな言葉の匂いや、 かまける合間に ふりそそぐ雨をしのぎ、 やかましい憂鬱を処理し、 ぬくもりに鎮座する。