昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-06-21から1日間の記事一覧

制限を持たずに走り出す永遠性

計画性もなくとびまわり、形式的なものの終わりを見て、夜露にもだえる霧雨の彼方で、有限なままにとらえるものが、時間から抜け出そうと、今をかみくだいて、改善されないものなどないのだと、哲学的に簡素な憂鬱をつきあげるために、罪をかかえることなど…

時の汚穢

無限性から放たれ、 時間の外にでるのです。 保たれるものに もたれるかかるより、 自らの意志を、 存在だけを定立する 絶対性にすら 制限されずに、 簡易な解脱を目指すより、 時間の外へと逃げ出すのです。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 日常につつみこまれ、混濁していた意識も明晰になり、担う意味も、邪魔なものばかりであるし、あらゆる原理とは、理性を伴わず、ただ反映するものに反し、映ずるものなどは、物質的なものから解放されずに、物質の中にとどまり、…

驚異的な滑落

荘厳に眠る彼女は 蚕のようだ。 さすらう意識が ハウリングし、 一切を迎撃する メデューサのようでもあるし、 サキュバスのように、 容易な快楽の余韻だけで、 因果を欠乏症に追いやる。 よだれを垂らすだけの、 文明的な獣でもあるし、 あらゆる論理に 懇…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 現れる高揚感により和解し、介する間に理解を深め、複雑な意志を持ち、正されることにより、何かに磔にされるよりも、正すことにより、誰かを磔にして、虐げるよりも、ただ健気に逃げ回り、自らの健全さすらうたわぬように、まる