森羅万象を引き裂いて、でたらめに歩いて、空にツバ吐いて、自分にかかって、汚い言いながら、機械的な世界やから、適当に蹴散らして、憤怒せんと、抗うんもちゃうから、流れるんでもないから、なんか、乾いたままに進んだ、ええんちゃうかなって、なんか、…

わたしの、はなしをしよう。 信じられるはなしもあらへんし、あらゆる制限は軋みを生み、ゆがんだ世界に亀裂を与え、すべてを破壊し尽くしよるんですって、まる

未熟で小汚い 子供のような私だと、 アイロニーに身を寄せ、 ほとばしる思いを、 人柱にする連中の犠牲として、 拝金主義の奴隷として、 あらゆる意味を誇示し、 偏った理想を打ち出し、 理性を損なうよりも、 往々と現れる瞬間や、 そこかしこでそそっかし…

行き先もわからんから、 ずいぶんと適当に歩き、 ありきたりなもんなんかを、 どつき回しながら、 猿回しのように、 整然と躾けられた裏で、 たらい回しにされとる 真実に切れ目を入れて、 そこに小便ぶっかけるような 勝利なんかが、 正しいもののように、 …

わたしの、はなしをしよう。 駄々こねて泣いとる君を尻目に、復元されるもんや、複製されるもんや、模造品にあふれたありふれた街を破壊している怪獣たちの目にあふれる涙を見て、わたしも泣くです、まる