昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-09から1日間の記事一覧

あいまいな冒険

香ばしいパンの匂い、裏切りを続ける面影や、日照りをかかえた真理なんかを、浮かばれない比喩で出迎える、デリカシーもない連中が着込む襤褸、約束も即座に消えかかるような、あつかましい夏が真偽を打ち出し、徒らに消費する影を踏んで、粉末みたいな日々…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生じる所以も、無差別に今を苦しめるし、メルヘンな力動だけが、動じずに、多発的に勃発するものに磔にされる前に、信仰を悪用した悪魔どもの悪辣な信念を破棄する、まる

伝記的な夜の奇抜さ

横たわる死を尻目に、生命とは端的な活動を続けるんや、とうながす飼い犬たる自分を傍観する、犬であるという自分との差異なんかを測る私の従僕者たる可愛いだけの代物だ、と代用品である脳足りんな君がカタルシスをうながし、あたかも自分が正しいように仕…

似通う夢

カチカチの価値観の皮膚、 ただれた憐憫をかかげる呪文や、 裏切り駆逐された ことばの影に眠る君の 定めも誰かのためとか、 綺麗事も汚いもんやねと、 問題点に拘束される君が、 気ままに構成される所以。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 夏の腐った匂いが、夜に充満しとるし、やましいだけの喧騒から蓄積する値が、愛なんかを測るから、世界も破壊されるらしい、まる