昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-20から1日間の記事一覧

記憶

多党制の夜に濾過され、多動的な私は、硬質な所以をこしらえ、ラストシーンを短冊切りし、散漫な終わりをまとめ上げる。抵抗する先で面影すらもふやけて、短絡的な同期を終え、結末にうなだれ、嗚咽する彼女たちの銀河を超えて、へだてるおのおのが惰性にみ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 健気に現実と遊び、今などは、過ぎ去るだけであるし、先々に現れる可能性だけが、革命をも破壊し、引き起こされるものとは、過去の影響を受けずに、今に現れるものすら、今にダメージを与えるのでもなく、その先から、即席に与え…

行方不明でんねん

君はすぐなにかを好きになる。 すぐに仲間はずれになるくせに、と うたがう奴らの意見なんて、 そんなん無視して、 どこにも行き着かんと、 自由にふわふわひらひら 開き直って飛び回るんです。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 不潔なものとして、あらゆる禁忌をかかげる意思を迎撃するため、ためらいに磔にされ、粛正される心身を傍観し、他者を介して、破壊される自分をながめる先に、懐かしさも潰える様子を、ただひたすら、他人事のように感じる君、ま…

無くした言葉

生きて考えることに、枯渇もしやん、と隣で眠る乳臭い君の抱擁も、やがては、取引されるだけかいな、と改ざんされるための柔肌に触れ、敷衍する景色に凍てつく思いに屠られ、負担やなんやて、つきまとう法とは、だれのためのもんなんや、と悶絶しては、投影…