昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-31から1日間の記事一覧

美しい足音

すばらしい世界ですらも、いつかは何かに擦り寄り、すばらしく無くなってしまうし、もう食べる必要性も無くなり、制度にふやけて、何かにひれ伏す間をひるがえしながら、答えを持たず、チクチク痛む胸が、何かにさえぎられることも無ければ、際限ないものを…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 嫌な人も居はるやろし、意味深や夕焼けにゆられ、悠悠自適なんは、なんにも求めんと、自堕落なままに、センチメンタルに歪み、リリカルに意味を昇華させることに尽きまんな、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 スケスケな感情で、いけ好かない明日を蹴散らし、けち臭いもんが淀んだ世論を操作し、俗世間を崩壊に至らせまんねん、と強迫的に迫る世界の中でわたしだけは、唯一自由でんねん、まる

枢要な言葉

かばい合うあなたとあなたと、愛もいずれかは、軋んでしまい、信じてたもんも、脆くも崩れ去り、去り行くあなたの、帰路さえ奪われ、頼りなく消える思いは、光景に隔てられ、惰性なままに今を縁取り、不意に襲う苦しみを反復させ、反芻すべき愛すら、厭わし…

アリストテレスの多幸感

チクタク腹鳴らす ピーターパンのワニみたいに、 君の時計を食べてしまい、 時間論の外に出なよって、 世直しする。 あるいは、 ヨシヨシして、 全部、忘れなよって告げる。