昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-08-08から1日間の記事一覧

端々に生まれる覇者

瞬間的に完結していく物事に巻き込まれて、朧気で、儚い瞬間も純化され、静謐な面影をたどり、蓄積される思い出も、瞬時に自らにおおいかぶさり、ダリが描いた溶けた時計のようなものが、自らを圧壊し、跡形もなくなくなるようで、次にせまるものが、目覚ま…

夏の匂い

土と血がまざって、 おちつく匂いでんなって、 ミミズやモグラも 言いよるから、 なんかずっと幸せ。

快癒

へだてるもんすべてが邪魔でんな、とモンブランみたいな山がやましい輪廻を疎外するようなことばで、ちぐはぐな未来を想起しながら、まがい物の自由を謳う革命家やなんかが、やましい真理を道具にして、偶像崇拝を勧めるような愚鈍な余罪をかかえこんだ君の…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 不安すらも笑い飛ばして、不満すらもありまへんで、と空間すらも捨て去りよって、なんの疑問もおまへんがな、と織り込まれる時をも蹴り上げたる、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 夜をお腹いっぱいになるまでつめこんで、似合わんドレス着よって、刹那に嘆じる甘いひとときを、瞬時に収めて、なんか生きてるような気になるんですっていう虚しさよ、まる