昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-08-10から1日間の記事一覧

真実の終わり

誰もが行き着かぬ場所とは、どこを指し示すのかと簡単な処理を終えるための日々は、体感すればするほどに値を求め、対比されるものや、堆積するものへと比重を捧げ、鮮明なものすらそこなわれるのは、妥当な意味を求めるために、互いをとがめるような先々で…

花火と恋人たち

ばいばい リンリン電話鳴って、 うるさいでんなって、 なつかしむだけの 彼女が噛み付く悪夢や、 悠揚な史実に からまるマドンナが、 勇躍する瞬間は、 美しおます。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 土星のリングで蛹になり、官能的な匂いを放つ木々によじのぼり、愛しむために羽化し、宇宙空間を自由に羽ばたいては、阻まれずに、ただヒラヒラと飛び交う先に、正しさすらも超えたせせらぎの音がぴちぴちと瀰漫し、不満足という…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 クジラみたいにでっかい入道雲、きしむ空間に、水泡に引きこもる、空腹の彼らは、空論をかかえ、歓喜にゆらぎ、空疎な自分に保管される夢を食い尽くし、自らを駆逐するねんて、まる

ブラックアウト

たちまちは、あちこちでぶつかり、際限なく敷衍しては、隈なく浸透し、度重なる意味を通過しては、加算される意味を超越する。生きることによって、完結するもんもあれへんし、偏執しては、なにかを締め上げて、良い気になりよるし、やかましいてかなわんし…