昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-09-07から1日間の記事一覧

夏の終わり方

すりよる足音、懐かしい味に鎮座するモーションが、永遠に制限され、夏の音がちらつく、厳正なる時に感応するものが、物語を汚し、倦怠感をかかえた論理が、定期的な飛躍を続け、つたない意識が、比喩を続けるほどに、意識とは孤独をかかえ、自らを怪物に変…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 この身体も無残でんなと加速する身体を引き離し、快活に消え去る余韻に、なびくものも、刹那にうばわれ、そこで引き伸ばされるもののどれもが、卑近なものばかりで、あらゆる普遍性を不潔に変えるための普通という受け皿により、…

閃光

逃げ出す先々で、 連綿としてつむがれる 軌跡やヒストリーや、 ヒステリックなあの子たちの 加減も知らぬような 嫉妬心が地を這い 倒錯をいざない、 退廃的な位階を用い、 何かを決め込む間から そそくさと抜け出し、 どこにも帰らない。

超克

季節に食い込む時間がふいに過ぎることを辞め、転化していくだけの日々に堕落しては、散漫な形式に汚され、迎合され、契合されるだけに破壊されるだけの現在に転移していく痛みを悲劇に変換するためのためらいがジューシーに敷衍し、疲弊していく意識は、革…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 羽交い締めにされ、屈辱に塗れた青春の味が口いっぱいにひろがり、羽交い締めにされるほどに、背反するんが、思春期が思惟することで、いちばん大切なものを体制にぶつけ、自らをおしひろげることにより、そこに収まらずに、すべ…