昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-04から1日間の記事一覧

記憶の奥底で沈殿していく意識が、物語の飢えをしのぎながら、倦怠感をかかえた浪費家たちが踊るだけの世界で窮屈そうにあえぐ二人の貪婪で鈍麻な欠片を集め、延々と蜃気楼を徘徊する原理的な指導者が献身的な影をときはなつまでの帰路から、打算的な夫婦が…

描く音

きみの指のモーション、 チルアウトしている 指輪のわびしさ、 あるいは、根源をも 破壊するような愛の原理。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 独立独歩するもんなんかおらんし、支配された気配は、軽薄なもんをかかげ、無知であることを盾にして、自分で歩くんも拒否しよるからわややわ、まる

ぼんやりと溶ける夕日

傷口も癒えぬ秋に交わり、休養を終え、急用を思い出して、おおらかな大海原へと旅立つ深い夜の結末。短絡的な幽霊どもが、奴隷船に乗り、篝火が消えて無くなるまで、呼吸することすらも忘れ、わずらわしい絶望と、その全容との統合を終えるころには、正常性…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 先々で爆砕し、薄情ながらも、滑落せんと、しなやかな筋肉で、次々と飛び回り逃げ惑い、戸惑いを隠しながら、画策もせず、ただひたすらに進む美しさに突き動かされる、まる