昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-07から1日間の記事一覧

歴史の中でうごめくもの

君とのとろけるような時間には、因果などは不必要だし、何かをしたことによって、少しずつ変化するのが世界であるということよりも、二人の世界に格納される不確かな意味や、奇跡を謳いながら、永遠性に苦しめられ、君の無責任さや、僕の無邪気さによって、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 借り物の身体に補完されるようなもんが勤しむようなもんのどれもが、意識的な事に占領され、占有され、なにかを独占するための欲に支配される、まる

濡れた傘

喉を引き裂くほどの雨、 小さな蟻が働くのをやめて、 やっと世界も終わるのかと、 水たまりの上を大喜びで跳ねて、 泥と夜と、 嘔気と表情が、 大いにはしゃぐ。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 よじれる矮星に住むわたしは、同じ形のものや、同じ価値のものなど見たこともなく、言葉もないし、思念は念じれば、どこにでも届くし、なにもかもがねじれて、どこにでも反響し、正しさすら謳わずに、どこにだって、なんでも存在…

絶対性

灰の中で踊るあなたの間隔から生まれるアノミーや、資本主義的な偶像の道具としての同等をかかげるほどに、偏執していくだけの意識にかかげられる冤罪の域から、蠕動していく景色や、形式的な汚穢を謳いながら、論理的な商法やらがうごめくあやしい世界の頸…