昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-19から1日間の記事一覧

悪魔の角膜

非人間的な者と謳われる原理的な敵愾心を放つような陽気や、器としての君にそそがれるべき愛すらも無くなった後こそが、人間的なものの始まりであり、すべての敵意の発信地である嫉妬とのまじわりであり、あらゆる原因に即席の理由を打ち立て、あたかも勝利…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 すべてを刷新すべく、すくない余生よと、短絡的に徘徊し、のらりくらりとあてもなく、なにもないから、なんでもないように、あるいは、なにものでもないから、匿われずに、うとましいままに、日々に羽根を広げる豊かさも枷に変わ…

道に敷衍する花

私を信じて生き死ぬ、 ただ貫くものが、 価値をも翻し、 なにも持たずに、 ひとり静謐に逝くのも、 また風流なもの、だ。

正解という汚穢

生活、それは優しい拷問であり、保とうとすればするほどに、つかめぬしあわせとの差異を埋めようとすればするほどに、自らの違和感に耐えかねずに、存在自体を放棄し、自らを全体主義の中で攪拌し、思考停止に至り、扇動されるままに、同じ言葉で、同じよう…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 主張されるもののほとんどが、馬鹿馬鹿しく、今に憚るものがガラクタのように募り、一切は遅れながら、自らの影を踏む、まる