昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-27から1日間の記事一覧

過程

生きるとはあべこべなもので、生かされているなどとうながすほどに、この命は他者にゆだねられ、自らの意思はそこなわれ、そこかしこに、やましい思いをたずさえ、あたかも自分で選んでいるようで、意識することの奴隷として、ことばも持たずに、立場を利用…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 季節を収斂し、連動する意識を練り上げ、たしかな思いが修羅を超え、延々と巻き込まれる孤独にも、すこしの愛を、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 的確なもんもあれへんから、てきとうに歩いて、遠回りして、誰かが通らん道を歩いて、きちんと歩くよりも、ぶらぶら寄り道する、まる

おぞましい魔法

濃淡な霧の彼方、 厳寒なひとときに せまる幽遠な鼓動、 犠牲的な派生を取り出す 匕首が制限を切り取り、 永遠性を生み出すだけの 儚い衝動性や、 有限な時折にひずむ 浪費的な資本制の闇、 油然とわく本質的なものを 嚮導するためだけに、 このいのちとはた…

狂信

この日もどれも 奴隷みたいだ、と こもった声で、 肥えた意思を肥料に、 貧寒な強度を保つために、 裸のままで、 感覚をくさらせるような 主観をくだくほどに、 くだらない論理を狭小に 謳うだけの捕囚としての 罪を謳うだけの真実などを 排斥する。