昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-28から1日間の記事一覧

愛も愛

ぜんぶ君にめり込んで、のめり込んで、まだ足りんから、確かめたなって、早よ明日なってって願って、寝返り打って、運命に反して、関する間に愛も華やかなって、無くしたって、君の手は温かいなって、なんでもなくって、なにかがあって、新しなって、なんも…

過程

生きるとはあべこべなもので、 生かされているなどと うながすほどに、 この命は他者にゆだねられ、 自らの意思はそこなわれ、 そこかしこに、 やましい思いをたずさえ、 あたかも自分で選んでいるようで、 意識することの奴隷として、 ことばも持たずに、 …

誇大妄想の夜

象の足の裏に 咲いた魚の目、 シンボリックな 影を踏む、 誇大妄想の子供たちが なぎ倒す善と悪、 カフカの現時点を 加速させると、 宇宙の裏側に侵食し、 神になるらしく、 全宇宙を食い尽くした後で、 まだ足りないと 嘆く健気な彼女の 箱庭での奴隷と化す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 短絡的な戦争反対を謳うよりも、戦争がはじまる前の対立すらも毛嫌いし、倦怠感をまき散らすだけの線引きにより生まれる境界線をかき消し、私はだれでもなく、また何かになるために生まれたのでもなければ、ここで生まれたことに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 いつわりの過去を背負いながら、淫蕩な夜に不潔な真理を求めるだけのエゴや、穎悟を用い、迎合されるにおいから遠ざかり、端末化されるだけの人類が隠逸していくだけに至らせるようなツールを破壊し、配される間に背反するような…