昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-11-13から1日間の記事一覧

悔恨を吸った夜

モルタルで出来た闇、もたつく帰り道、持ち合わせの夜は、しあわせそうなだけで、しあわせであるということを、延々と引き延ばすだけで、堕落しては、屈折した最後に、猜疑心などをかかげては、ゼリーみたいな原色のベッドで、なおらない病などを加速させ、…

不和

時代との和解を終え、 会話するほどに、 若い二人は、 破壊的に愛をつむぎ、 あたかも一体化するかのように、 破砕していく瞬間に 順応するためだけに、 保身をはかり、 バビロンが勧めるものに関与し、 完全性を用いるほどに、 愛とは短絡的な破壊しか生ま…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わずらわしい思いに虐げられる以前に、寛容なものを生み出し、何かを踏み台にするよりも、余白を作り、イメージを膨らます、まる

内臓を掻き鳴らす音

この世の汚濁の中で、ゴンゴンと音がなる頭、案山子どもがおどる暗い山、あらゆる過ちと、病な罠、感電死する動物たちの素粒子、手当がほしいからって、手当たり次第に撃ちまくる狩人、真因を狂わすための下僕や、ハイエナがたむろする十字路、やかましい過…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 白痴ランドでひとやすみし、陰鬱な消去法を見つけたよと、路地裏で眠る結膜炎で真っ赤な目をした少女たちの奴隷であるおじさんたちが、足りないものを内服するために、たぎる思いを攪拌しながら、架空の今を傍観し、限りある時間…