昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-11-28から1日間の記事一覧

悪との決別

時間とは老いていくためのものだと、概念にうったえる獣たちの悪臭がただよう端的な主観を破壊するための、永劫から放たれる意識的な結末へと運ばれる蓋然性の天敵である私は、修正をほどこされるだけの短絡的な交換を終え、緩慢な集まりから、収容されるた…

排出

わたしは、 なにものでもなく、 なにかになろうとするのでもなく、 その「何か」をぶち壊すためだけに 精錬され、 あたかも正しさを 謳うようなものを粉砕し、 備蓄された正義を圧壊する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 えんえんと鳴く猫や、五千円くらいで、買い取られる夢や、選んでも懶惰なもんやし、まるで抉られたみたいな心は、いくあてもなく、さまようばかり、まる

顕示欲

強迫的な思いに攻め入られ、 生命的な正しさを見失い、 未熟な動機をすなどり、 誘致される思いが たずさえる猶予や、 そこかしこでふれあう動機が、 愛することを学び、 自らの正しさすらも捨て、 誰かを愛し、 司るものや、 そこで失われるままに転じる。 …

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 緩慢な矢で突き刺された夜、炭酸みたいな冬の固形物や、コケティッシュな君の帰路にむすばれる記録や、記憶を打ち消すために、わたしとは存在する、まる