昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-12-12から1日間の記事一覧

君の苦しみを燃やす音

危機的状況によって、しあわせや、愛を認識しにくくなった子供たち、あらゆる疎外感がむしばみ、自らを愛するが故に、他者を傷つけることでしか、愛をたしかめることができない、孤独な子供たち、あらゆる悲劇を加速させる孤独によって、創造性が芽生え、退…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 偶像を抱えた夕暮れ、火の粉おどる空の端々で、バチバチ鳴る音とシンクロする心境や、約束ばかりにくたびれた、荒ぶる精神、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 形跡すらも残さずに、やみくもに歩く山道、黒々とした精神に補完され続ける闇夜や、幽遠に肥大化していく行く末の不安なんてものは、幻想に過ぎず、いつ散るかもしれない命に対しては、短絡的で、快楽的であるべきだ、まる

凡庸なカタストロフ

月明かりに逃げ込む彼ら、はだける彼女たちが保つべき生活の景観、はびこる悪意と、そこかしこで充足される恨みつらみの温度、数多の苦しみを迎合する、隷属するだけの段落に配される階級的な束縛や、そこでの価値などは、大量の家畜を逃げ込ませるための、…

枢要

いくばくかの 悲しみをかかえ、 誘導され、 同化する彼や、 彼女らの主体性は ちぐはぐになり、 ぬぎすてるべき 現在すらもたずに、 今に閉じ込められていく。