昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-01-11から1日間の記事一覧

超克

ひまつぶしな日々をプチプチとつぶしながら、むかつく奴らがチクチク歌う夜のハチがブンブンと飛び回り、アンチテーゼや、あやまちや、ちまちまとうるさい彼女や、彼らたちが遭難する世から放たれ、たびかさなる痛みや、退廃的な余韻が、因果律なんかをもち…

泳ぐ

悲しみが通り過ぎるまでは、 待つしかなく、 しがない日々に おれまがる意味も、 ひらひらと邪魔をし、 現実味をそこないながらも、 必死にもがく君の勇姿。

なだらかな雲

思い出の端、ちぐはぐな廊下、業火の中での静謐、車のクラクション、花火の抜け殻、海岸線の町、刹那をくぐる鳥たちの鼓動。ケバい気配から逃げ出し、惰性な瞬間から逃れ、果たすべき指名すらなく、ないがしろにされ、充足感すらなく、チリチリなる孤独のそ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 蕭然とした冬、簡易な比喩にもだえる、卑屈な論理を飛び越え、凍る湖や、断裂していく地を這い、やさしい春を待つよりも、春すらも超える、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 まぶたがくっついて動けんくなる冬、悲観的なプロセスをうながすアノミーや、高みの見物して、あっかんべーして、また明日、まる