昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-01-21から1日間の記事一覧

空虚な椅子

上唇の味、モノクロな汗、猫の義眼をあつめて、ノスタルジーな船でゆらりゆらりと、のろまな亀に乗り、腕輪のサファイアがかがやく悠遠になびき、たじろぐ気持ちがコトコトと鳴り、ニセモノの君のいのちを拾い上げ、天体から放たれ、未熟な星の子宮でねむり…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 掃き溜めの面影、懐疑的な日常、ニヒリズムを語る鳥、よりかかる夢、忠誠を誓わず、裏切る先、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 森と踊り風と歌う、感覚は永遠をとらえ、そこで制限されるものを裏切り、時間に囚われずに、自らの正解をつかむ、まる

生きていたい

痛みでできた世界にも、 愛はあふれていて、 どれだけくるしくても、 くるしみを選ぶわけにはいかず、 でたらめながらも、 ながらくになびく所以や、 悠揚な史実にぶつかり、 不躾な瞬間を飛び越え、 永遠を手に取る。

羨望

肥大化する思いが運命に侵食し、未熟な時折に貧する動機や、敏感な連中が示す差異や、異常を謳うほどに、位置的な苦しみはましていき、そこでじっとしていることすらできずに、出来合いのものを用いて、今を苦しめることだけに専念し、今に堕落し、フラクタ…