昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-02-17から1日間の記事一覧

涙を流す風景

思いの端子に接続される無限性の刹那、自覚する記憶の核を割るような衝撃や、季節感をぶちこわすようなほほえみ、回答を待つ不自然な子供たちの魯鈍な青春から、征服欲を満たすための婚姻の根幹にひしめく悪意などが、互換され続ける辺りから壊疽する言葉た…

原始的な起因

病んだ街で悩ましい君の悔悟をため込んだ異性愛の終わりから、天体を加速させるほどの恋の嘔吐や、約束を踏み躙る過去の固形物などが、いっせいにふりそそぐ互換性の春の汚穢に入り交じる言葉の数々にかじかんでいた冬を懐かしく思うコード化された機械的な…

ガールフレンド

足枷なのだ、 世界は。 きみの足枷を 外す音がひびき、 ニキビ面の哀感に ひたる論理的な 衝動などが、 議論を続け、 敵を増やしながら、 自らの正義により、 身代わりになった奴らや、 名前すらもなくなり、 生意気に吐き出す ことばが、 人間性などを謳い…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 愛の特異点を探し、むしばまれていく感触は、肉と肉をぶつけあい、反響する思いは、真理を超えて、断続する思いの住処に 帰り着く、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 信用すら要らず、深夜をさまよう、行方不明のこころは、何かに嵌ることもなく、ただ帰る場所もなく、ひたすらにさまよい続けることだけに専念する、まる