昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-02-20から1日間の記事一覧

高揚するネズミ

星の終わりなんかあらへんって、君はカタルシスにいたるまでの原理は、欲動し、衝動的に晴らされるものだけが、終わるや、終わらへんを、今に織り込んでいって、襞みたいになって、そこに入り込んで、埃っぽくて、あまい匂いに誘われて、運命なんかあらへん…

孤独な街道

あのねと かたるきみも 行きすぎて、 誰もが玉響に 沈積する夢を、 怠惰に屠るのです。

思春期の戦争

本の中での背徳の雨、飴玉みたいな君の目が、エゴに目覚め、誰かを傷つけた後にひろがる景色は、なんて病んでいて、美しいのだと、修正液をこぼした、やましい君のあやまちから、泡のような街に点在するのは、だましだましで木霊するやかましい魂がサイレン…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君のすることすべてが好きで、君が成し得る時も忘れ去られ、さびしくつのる時を追って、刹那がつんざき、はためく思いが重要なものを見つける、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

君の短い髪、髪のにおいが真理を伝え、往々に現れる思いが記憶をくすぐり、クスクス笑う優美な瞬間に、すべては始まり、今に継続する思いは、永遠をも突き抜け、続き続けることをよろこぶ。