昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-02-25から1日間の記事一覧

滑らかな春

白い花びら、むさ苦しい過去、やわらかい血のクッション、ヒステリックな母の声、ベランダでは、骨を貪る犬たち、春は、まるで鮮血のようで、みているだけで疲れるからと、君はベランダから統合される形式なんかを愛でて、星が加速する夜に迎合される秘密な…

すこし、わたしのはなしをしよう。

繰り返し反復することによって、価値や意味や言葉は強度を増し、強固になる。そのようなものに占領されず、書き換えられないような強靭な精神だけを称揚することもなく、認める。

信仰

死せる数多の魂の 検体を集め、 疑わしい 世界から逸脱し、 普遍的な記憶を覆し、 自らの成否に 基づくものを信じる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 逍遥する先々で有する思いにグサグサと刺さるものや、物語を構築するほどに、なにかが足りないとうながすような闇を晴らすためのわたし、まる

幽遠での希望

簡単な混沌に溺れよって、新たな秘密も見つけんと、短絡的な苦しみに耽溺して、誰かを愛することも知らんと、美しいもんを駆逐するから、近づくもんをグサっと刺して、腐らしよるし、夜も近いし、違いばかりもとめて、とめどない痛みを氾濫させて、意識に溺…