昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-03-05から1日間の記事一覧

希望の冤罪

薄明な日々で、革命なんて起きないって、君は泣いてたっけ。あらがう明日は、あたかも美しくて、くたびれていて、いたいけなものすら居なくて、隅々に行き渡る言葉は、どこにぶつかるわけなく、中空に消える散漫な日曜日に、ぬいつけられた痛みに連関する生…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 捕食者として、騒ぎ立てる君の毎日、批判的なプロセスに、プロパガンダがどうとか、道徳的にこうあるべきだとかは、知らないし、知りたくもないから、退屈を切り裂く、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自らが率いた過ちを蹴散らし、懐疑的な日々に別れを告げ、つたない意味が汚いから、嫌いになっても、ならなくても、無くなるだけ、まる

達する間の味

風の音、クリーニングされた記憶、洗いざらしの感情をくすぐる、春のアンニュイとした雨、のどかな喉ごしの遥か奥底で、銀河がパチパチと鳴って、生きているだけですばらしいとは、この瞬間のために吐くための言葉としてだけ存在するのかと、この散漫な現状…

敏感な憐憫

星を食べて成長し、 宇宙まで食べ尽くして、 お腹も真っ黒で、 テーマパークみたいな恋人たちや、 ゆびきりした後に 裏切る美しさでもって、 くるしみを昇華させる。