昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-03-07から1日間の記事一覧

流浪する愛

つたない命に反映するものが、今をつないで、意思に充足するものが、自覚する間に愛は、ガイダンスを無視する。何かを思うたびに、心はみたされて、見間違えがないように、はるか無垢な羽をひろげ、迎撃されないように、尊ぶ間にほころぶ愛を見繕って、浪費…

街の匂い光りの味

すべては瞬間にやわらいで、言葉も不必要で、有する価値もいらなくて、与え合うとかでもなくて、どこに行き着くわけでもなく、ただひたすらに敷衍し、普及される愛は、端々に行き着き、染み渡り、複製されるだけの世界を否定し、つくづくに迫る苦しみを乗り…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 その場で反復される正義は、自らの悪に気がつかずに、自らに枷を嵌め、世界性をがんじがらめにし、憎しみばかりを増やしていく、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あいつらは死ぬように遊んで、あっという間に年老いて、快楽的な日々の傀儡として、あるいは、アイデンティティが崩壊した云々と、思想的なものをたずさえ、何にでも耽溺し、いっさいを否定し、批判するだけの木偶の坊として生き…

敵対心を破棄する

毛布にくるまった 科学がこっちを 睨みつける。 合点がいかないからと、 きめつける奴らの 衝動性の焼夷弾が、 全世界を焼き尽くし、 自らの世界性を失い、 全体主義に走るような 輩が敵を見つけては、 的にして遊んでいる。