昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-03-17から1日間の記事一覧

引き込まれていくだけの街

夜の街が人を吸い込み、呼吸すら忘れる。ろれつが回らないリッチそうな奴らが徘徊する銀河、鉦の音は誰にも響かずに、気だるそうな意識は、誰かの言葉を借りてばかりだ。君の歩く速度は、誰かに似ていて、おもしろくもないから、くたびれた歌でも歌って、憂…

我の影

孤独な勝負だ。それを選んだのだ。娼婦たちは勝負の意味とは、勝ち負けだけでしょ?って、深層心理の闘いよりも、あったかいものが見たいらしく、自らをいたずらに消費することによって還元されるだけの、資本主義的な偶像の中で、偶然のしあわせを見つけた…

去り際の永劫

書くほどに、 君を愛している。 君が変わろうとするならば、 誰も君を見捨てはしないだろう。 ただ目をそらさず、 静寂に耳をかたむけ、 ごまかすのではなく、 なにかを知ろうとした時、 すべては分かり合える。

愛するために

愛することに、適切な距離は存在せず、思うことに、確かな判断などは存在せず、ただあるがままに行うことで、距離は縮まり、思いは離れたり、近づいたりしながらも、確かな愛は壁を乗り越えて、確かな愛を知る。思うことには、強度が存在するが、強い思いに…

たばねる思い

季節をねじって、 ハイになる 記憶をこそばし、 走り回る よろこび跳ねて、 また明日。