昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-03-23から1日間の記事一覧

流動的な真理

何をしているという短絡的な回答に答える必要性すら感じないから、がんじがらめになった時間が担うニセモノの価値をけちらし、慧眼を用い、ひらめきもうるわしく司る悲観的な所以を引き裂き、貧相な価値が近づき、致命的なものを与えるだけの恋の終わりは虫…

見下すこともない

地球の傷を縫い付けて、鯨たちが吠える海で、季節が千切れ、場所なんてものは用いるから狭い価値にとどまるだけなのに、君は退屈な質問によって、自らを体系化し、経過する意味の中での契約をむすぶためだけに、厭うものをしつこく引き止め、酩酊する深夜の…

まさぐる真理

愛を理解しない者に愛は教えられず、ただひたすらに求める理解は理解へといたらずに、徒らに消費された思いは枯渇し、君から離れてしまう。気づいたころに待つのは、終わらない孤独か?なんど何かにおぼれても埋まらぬものか?埋め合わせるだけの日々は朧気…

サクリファイス

買い物に付き合った ご褒美のセックス、 お前の友達も 食べた夜、 足りないものを おぎなうための身体 快楽の滝、 現実の効率化をめざすための、 花が散る優美な結合。

愛の濃度

愛は濃度であり、時間ではなく密度であり、そこで進行する時間とは、いずれは喪うものである。確かめ合う愛は、確かさを枷に変え、意識をせばめる。あらゆる愛は克服されるものであり、愛と名付けられたものを、もう一度、認識し直すべきであり、永遠を誓っ…

強靭なままに歩む行き先

境地にふれ、 ゆれうごく日々に なわばりすらなく、 いばることもなければ、 無くしたものの 意味すら問わぬ。