昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-04-05から1日間の記事一覧

浮遊する心

砕けた心と花びら、コケティッシュな猫と、一貫した君の感度、破れた肌と、墓の上に止まるアゲハチョウ、明けない夜はないからと、無くしたものを過去にまで探しに行くから、依然として君は孤独なままで、ままならぬ感情をまさぐるばかりで、堂々巡りして、…

集合体

そばかすだらけの 観念論を引きずり、 貧寒な価値などをうながし、 うばわれるだけの 思いが堕落し、 惰性にみちびかれるだけの、 可憐な思いに収納される。

企みの家

磔にされた彼らが 求める雇用とは何か? 借り物の身体を売買しながら、 確かなものを求める者たちの、 卑屈で貧寒な価値に ピントをあわせず、 自らの価値のために 孤立しても尚、 動き続ける。

改造

結末は血の匂い、現実的な消耗から、有限な時に沈む理論や、初期衝動にからまる行方や、季節的な勇躍から、不自然に迎合され、差異を埋めるための戦争から、そこかしこで迎合される日々をむしばむ悠遠から肥大化する惜別、遊蕩を続けた私は朴訥な墓地で並行…

統合されるための機械

ニヒリズムの終わりを告げ、 ノスタルジアを引き裂く 獣でありたいのです。