昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-04-12から1日間の記事一覧

狩るための罪

つぶらな匂い、感触は成否を超え、善悪を超越するような胸の痛み、あるいは精神の歪み、リズミカルな清貧は、成否を価値に変え、自らの貧しさを昇華させるために、自らを賛歌でつつみ、あるいは誰かを道具にするために偶像のしあわせをねつ造し、追いかける…

ささやかな喜び

物事の豊かさなどは、 存在せずに、 与えられた価値により、 決められた意味に偏り、 示されるほどに、 価値とは偏りを生み出し、 与えられた意味を、 超え出ようともせずに、 設置された価値により、 あたかも同じような 価値のように思う間に、 欺瞞は生ま…

切り刻まれた過去たち、 粛清の雨にぬれ、 ねだやしにされた 者たちのマントラがひびき、 かすむ所以に なぶられた自我との 別れを終え、 時間から逃れ、 希いすらもとどかない場所で、 地道に愛を叫ぶ。

惰性の花

機械的な神経にむしばまれる酩酊する記憶。鼓動は枢要な価値を見失い、価値を追い求めるかぎりは、幸福などはやってこないと、コマーシャリズムがカタルシスを求め、価値観にふやけていく比喩されるための彼らの日々は、彼女たちの奴隷としてカスタムされる…

頓挫

面影もなく、 ただ重なる所以も 遠ざかり、 問いただすほどに、 ほとんどが、 自らの豊かさを喪失し、 相似するほどに、 存在などは、 自らの不確かさに 苦しむばかりだ、と。