昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-04-17から1日間の記事一覧

画期的なもの

惑星間に示された物語をかきむしり、懐疑的な明日に孕む形而上学的なものに惑溺しながら、わななく思いにくたびれ、空腹をいやすシンドロームに緻密に住まう、背徳感がレジスタンスを形成し、契約的なものから屈折していくものが被弾し、今にも飛躍を続ける…

形跡

黒々とした愛が熟れて、 結末にこぼれ落ち、 延々ところがり、 継続され続ける所以や、 端々に実る影や、 軽薄さをたどり、 たどたどしく不埒な 悠遠を嬲り、 肥大化する思いの 膝掛けを君にかけて、 けだるい日曜日や、 粉末にされた日々が ふりそそぐ、 高…

箱の中の君

覚醒する昨夜、裂かれた身体から現れる生きた意味などという短絡的な理由から放たれ、そこに残るもののほとんどは理由などを持たず、過ぎたら過ぎたで、そこで引き伸ばされるものもなければ、ただ前へと進む少し遅れた身体には別れを告げて、颯爽と駆け抜け…

ぬぎすてる

だれのものでもなく、 だれかのものに なろうともせず、 もちいられるものも たいくつで、 きゅうくつなものである。

全体性の破棄

あくどい恐竜うごめく雨。 あたまのなかで、 無知な風の音が響き、 精神世界が錆びる。 同一性の汚穢をかきけし、 倦怠期を迎えた 形式的な風景を引き裂くの、だ。