昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-06-30から1日間の記事一覧

怪物たちの集会

滅びた後の顔、紫陽花がほうむる朝と吐血、昼下がりの音が木霊し、孤独感などを打ち消して、支配されるだけの余韻からインタラクティブになる住まいや、進化の過程なんかを用いて、今に起算される気配や、軽薄な日々に迫害されて、散漫な意識が伝う有形なも…

状況

無様なままに 仰ぐ空と同化し、 どうにかなってしまった 世界などは、 世界などと 名付けられたが故に、 今を駆逐するためだけの、 理由を、 ためらいもなく吐き出し、 今を埋めるための欲により、 自らをも抑圧する。

変身

ディストーションがかかったような 鳥の鳴き声の真似事を続ける カラスたちの祝福。 ちぐはぐになった精神は、 何かを担うということに病むよりも、 ここで何かを辞めることにより、 うやむやになっていく思いをまとめ、 毎日との惜別を終え、 愛惜に苦しむ…

善悪に貧する君

前後左右は気ままに 君を支配し、 短絡的な動機に巻き込まれ、 孤独は進化を恐れ、 未熟な芝居を続けては、 つたない命は、 同化を続けては、 裁かれるための罪を用意し、 安易な考えにより 徘徊する不安が、 洪水のように襲いかかり、 かけがえのない自分と…