昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-08-18から1日間の記事一覧

先々

激しい衝動を抱え老いることを恐れる私は、循環することに反し、また遡ることに屈さず、ただひたすらに逃げまどう。

純粋な真理

あんたと、とろける街。健気な冒険を終え、権利がどうこうと、うるさい機械兵たちの憂鬱。脳だけで動いてるのが僕らならば、意思とはバラバラなもので、紊乱なものを絶えずばらまき、あたかも正しいことを語るような語り口で、屈辱に耐えることだけが、あた…

組み立てる

去勢された宦官どもが放つ、ドメスティックな憂鬱、二日酔いの犬たちの散歩道、同化していく夕暮れのいさかい、あらゆる原理の火の粉が降り、ピリつく思いが、つつがなくむさぼる品位や、隠微に結合する物事が、一貫性を謳いながら、世界を裏切る様子や、枢…

翻弄

フラクタルなもんなんかあらへんから、変化なんかを願って、こら敵わんなって、なじむ間にもぐちゃぐちゃになって、孕むもんも、まだ確かなもんではあらへんから、現れるもんが、まだまだ未熟であるからこそ、確かなもんも次々と現れて、あつらえられるもん…

貸与

惨害ばかりの日常や、勇躍し続ける先々で噛みつかれる日々に怯えながら、長らくにせまる思いが恐々としながら、しなびた思いを語る。

浄化

形成していく痛みなどを浄化させるために、君は逃げるべきであり、自由であることなどは求めずに、そのままで世界を愛し始めることによって、世界は世界であるという認識から離れ、自らからを苦しめる自己から解き放たれる。

たおやかな衝動

重たい身体 落ちない泥 ふざけた画面 絶え間ない快楽 豊かな心情を孕み 旅立つ意識。