2019-08-25から1日間の記事一覧
意識するより言葉はひしひしと伝わり、ひんやりした夜にゆらぐルーツや、ツールなんかが加算する原因にまじわり、羽ばたく夜露がアンニュイと加算させる季節の模造品や、軌跡の表情なんかがメロディーに変わり、緩衝していく思いにまつわるものが流れて、な…
惑星のぶつかる音、記憶に従属するほどに増していく敵意と、端的な例すら破棄して、隷属するということは、不潔なのであると、ありとあらゆる疑問を屠るために、我々は、生活音を毛嫌いし、軽薄な未来をたずさえ、互いをとがめるだけに至らせるような、複製…
報復もなく しあわせで 何を奪うわけでもなく 分け隔てることもなく 言葉もなく 無くなるものもない。
タナトスにめり込む花火、季節を模写する画家たち、乖離し続ける彼女たちがケロイド化し、真理を打ち砕き、愛を捕食する。
大気を食し、暗澹とした世界を修復し、復讐を歌う歌手や、なにかの歯車として、イデオロギーや、祝福をもたらすとかうそぶく輩から逃げ出し、自らの意志に行き着き、キツツキが健気にコンコンとたたく音が反響し、はびこる悪意を生み出すバビロンとか口ずさ…